ARASHIの月面ライブ

それくらいの無謀でもでかくて凄い夢を追いかけたい人のブログ。

嵐を語れるようになろう

【今回の概要】

・嵐の曲について語れるようになると楽しい!

・もし嵐に出会いたい人がいたら積極的に嵐ファンに聞いて!

・もっと好きな音楽を語ろう!(反復)

 

 

 

先日、友人と近場へドライブに出かける機会がありました。

この辺のことで「おまえ…!」と思う方はブラウザバックでお願いします(__)

 

計画の打ち合わせの時、友人が私にこう言ったのです。

 

「ドライブの時さあ、嵐かけてよ」

 

急にどうしたの?と訊くと

 

「今まで聴いたことない嵐聴きたい」

 

 

 

え?(かけても)

いいの???????

 

 

 

 

嵐担DJ、車内BGMを任される

ドライブの打ち合わせの時、実は他にいた【友人・C(元嵐担)】

たまたまジャニーズの話や嵐の話になりました。

 

【友人・Y】非ジャニオタですが、割と嵐は好きだよって言っている系の人です。

そうだと分かって私と【友人・C】で、

推しグループについてプレゼンしていくプレゼン大会を勝手に始めましたw

 

Yも話を聞いたりYouTubeの動画を観てくれて

(こういう時YouTubeにあるの最高!)

「この○○見て~~!!!!」

「ワイも見たでStrawberry Breakfast~~!」

などと盛り上がっていました。

 

その流れでYが言ったのです。

 

「そうだ、ドライブで嵐かけてよ」

 

 

 

マジで言ってる????(歓喜

 

 

それは単に、私が好きな歌手の曲を流して、私が楽しいというだけの話ではありません。

 

非ジャニオタの人間が、

自ら嵐に出会いたいと!

申し出ている!!

 

 

日頃人に嵐を推している私にとって、こんなに嬉しいチャンスはありません。

そうと決まれば私もCもいろんな意味でめちゃくちゃなテンションで、

あれやこれやと当日までに選曲することになりました。

 

 

 

 

オタクは選曲が大好き

ただ、このY向けに曲を選びつつ、私たちもテンションが上がるような嵐って

一体なんだろう…?ということに凄く悩んでしまいました。

 

 

依頼人Yについて:

・昭和を死ぬほど愛している

・ドのつく芸術肌

・普段から歌謡曲と杏里みたいなシティポップを歌っている

・あまりにも積極的すぎる布教は受け付けない

・ジャニーズタレントのことは全員「さん」付け←いる?その情報

 

 

 

昭和が全然ピンとこない。シティポップっぽい、ファンク(達郎氏みたいな)っぽい嵐、せっかくだから流したいなあ…

 

 

そこで、私はTwitterにこのような投稿をしました。

 

 

そうです、フォロワーさんを頼る!!(笑)

 そもそも昭和を知らない、80年代の日本を知らない、

昔の嵐曲を生で体感したこともない、

そんな私にはYのためのプレイリストを構成するのは難しすぎたのです。

 

すると、フォロワーの皆さんは本当にお優しい、心底嵐を愛している嵐リスナーさんたちが、

たくさん「おすすめ嵐」を教えてくださいました。

その節はほんとうにありがとうございました!!!!!

 

ぜひこのツイートのリプライをご覧いただきたいのですが、

もう皆さん、スゴイ!熱量も、1曲1曲に対して語ることができる、ということも…

なんで私なんぞのフォロワーに…?というぐらいの…

私も修行が足りないな!とあらためて反省し、

いただいたおすすめ曲をもとにドライブへ出ることにしました…。

 

 

 

非オタの感想が独特すぎた

他にいた友人Cや友人E(この人も元嵐担)と協議して曲を選びながら流していたので

残念ながら今回お寄せいただいた曲をすべて流すことは叶わなかったのですが、

それでも何曲かはYから面白い反応をされて盛り上がりました。

 

・Sugarについて

「うわーーーーなにこれ嵐こんなオシャレな歌あんの?なぁぁにこれ!?(おちつけ)」

Sugarの初見殺しは非オタクにも通じることが証明されました。

私もSugar初見になりたいなあ。

 

 

・LOVE PARADEについて

「これが嵐なの!?」(そのほか流した曲についても大体同じように驚いていた)

いつものポップな感じとは全然違いますし、なんじゃこれは!?ってなるのもわかる…。

 

 

・サーカスについて

「これいいじゃん!」(と言いながら2番サビからメロディ口ずさみだす)(なんでできるの?)
こう…サビのリズムが、なんだかクセになっていいんでしょう。サーカスを口ずさみながら運転してた。

 

Summer Splash!について

※もはや昔でもなんでもないけどどうしても入れたいとCが言った

「後部座席の嵐ファンが盛り上がりすぎワロタwwww」

「そりゃ盛り上がるだろ!」

※同様の事件はLove Situationでも起きました

 

・マスカレードについて

「モロ昭和じゃんwwこんな曲嵐にもあったんだ」

そりゃそうだ、あの「仮面舞踏会」のオマージュだから…!

 

 ・Turning Upについて

「プリ機で流れてそうじゃない?これ。キー上げたら絶対流れてるよ」

(まって。どういう意味…?イマドキって感じがするのかな?)

・・・

このほかにも色々感想を言っていたような気がするのですが、日が経って忘れてしまいました(なにやってんだ)

やるときはこっそりメモをとりましょうね!

 

 

このドライブに行く前々日くらいに、嵐が「ウラ嵐BEST」という、

カップリング曲や初回限定盤にしかない楽曲などをサブスク解禁することを発表したこともあって、

またこういうことができたらいいね~、次は「花火」も流せるよ~なんて言ったりしていました。

ナイスタイミングすぎんか嵐

 

 でもこの「おすすめ」をするに至って、

事前調査の時点でも、また車内で実際に嵐を流した時も、

多分人生で一番嵐を語ったのではないかと思うくらい

嵐のことを人に話したと思います。

 

 

嵐に出会える機会があるということ

友人Yは昭和好きゆえ、自分が好きな歌手がサブスク未解禁であるため

何にも加入していないのだと嘆いていました。

それに伴い、日ごろ新しい音楽に出会う機会も逃しているのだと。

 

そうなると、YouTubeTikTokのように無料で音楽を聴ける場所に音楽があることが、

どれだけ素晴らしいのか、と思い知りました。

 やはり有料のコンテンツとなると、

そこに支払ってもいいと思うメリットが無ければ加入しづらい、

という人もまだまだいるということがよくわかりました。

 

でも、もし彼女のお気に入りの歌手がサブスク配信を始めたら

きっとYもサブスクに加入するでしょうし、

その時は嵐をプレイリストに入れてくれるかもしれません。

 

 

今回の「おすすめ」による収穫は、サブスクに加入している人や気になった歌手のファンから教わる、

っていうのも面白い「おすすめ」だなと気づいたことです。

 

今回のように歌手のファンが聴き手に合わせてプレイリストを作ると、

たとえ選曲がユーザーの趣味に完璧に合致しなくても、

お互い音楽を通してあれこれ話したり、

どこがどういいと言い合えるコミュニケーションを生みます。

一番ウケたのが、最新曲「Sugar」だったわけですし(笑)

そういうのは、実際に聴いてもらって何かしらで反応を知ることでやっとわかるのです。

嵐を通じて(その人にとって)新しい音楽の世界に旅立てるなんてこともあり得ます。

 

しかし、直接会って音楽を語る機会は、ご時世的な意味でもそう多くはありませんし、

双方向でおすすめしあうという文化を知り合い同士で楽しんでいる人が多いとも

私は思えません。

 

であれば、知らない誰かへ向けて「おすすめする」という方法もあります。

まだ嵐を聴いたことがない人が、嵐を好きな人によるおすすめで嵐に出会う、

それを手助けするのが「デジタル配信」。

プレイリストのリンクをシェアするだけでいいのです。

デジタルの世界に音楽があるということが既に、

今の時代の音楽探求者にとっては大恩恵なのです。

そして、そういった音楽の共有を可能にする場所こそSNSです。

(と、私が読んだ本に書いてありました)

 

嵐に出会いたい人はもっといるんじゃないかと(私の周りの人間を見ても)思います。

なら、もっともっと、自分の好きなミュージシャンの曲のことを文脈化していこうじゃないか!と私は思います。

自分が「好き」と言ったことで、それがミュージシャンのためにもなりうる、

実はすごい時代になってきているのです。

 

 

ちなみに嵐と「おすすめ」の事例を紹介すると

有志の方が#嵐リスニングパーティー という、

嵐公式が20年に行ったイベントを非公式で引き継いで、

楽曲を聴き、その感想を共有しあうという取り組みに挑戦されているそうです。

積極的に音楽について言葉にしていくことに慣れていき、

おすすめすることも容易かつ楽しくなってくると思いますので、

ぜひ一度参加してみてください。

 

togetter.com

 

ちゃっかり宣伝すな〜!wwwww 

 

 

 

ところで、サブスクによって音楽との出会い方が変わってきているという事例をご存じですか?

 

サブスクには「おすすめ機能」があります。

 

アプリが自動でユーザーの趣味を分析して、

ユーザーが好みそうな曲をプレイリストにして持ってきてくれます。

先ほどと同じ「おすすめ」でも、

前者は相手に向き合って、この曲なら気に入ってくれるだろう、

こういう曲だと説明も入れつつ、おすすめすることもできますし、

不特定多数の誰かへ向けたおすすめ文が誰かの心を動かす、

ということが起こりうるものですが

 

「おすすめ機能」はさして出会いに偶然もなければ、

そのおすすめに熱意も込められてないわけです。アプリが勝手に選んでるからです。

アプリが嵐を布教しようとあれこれ聴いて、

ユーザーに選んでいるわけではないです。たぶん...

 

なんだ、全然いい話じゃないふうに聞こえる、と思うかもしれません。

 

私の別の友人の話をします。

 

【友人・T】というアニメオタクの人がいます。

TはSpotifyでよくアニメソングやゲームの世界のアイドルの曲を聴いています。

 

ただ、自分の好きな曲も聴くけど、流行ってる歌をなんとなく流して聴いていることも多いそうです。

だから、聴いたことはあるけどタイトルを知らないことがよく起こるそうです。

 

(受け身になって、ただ流れてる音楽を受け入れてるだけってことは、今の時代よくあることだと思います。歌詞わからないのにずっとButterの最初「スムース、ライク...」だけを口ずさんじゃうあの現象のことです。いませんか?そういう若者)

 

そんな自分だけの「Spotifyからのおすすめ」で偶然流れてきたのが嵐だったというのです。

それも、あまり有名ではない曲。

 

ある意味偶然っちゃ偶然なのかもしれませんが、

こうしてたまたま流れてきた曲、自分宛に流れてきた曲が嵐だったら、

その人は意図せず知らない嵐の曲に出会える。

これはサブスクにしかない音楽の出会い方だと思います。

 

サブスクは、今まで嵐ファンじゃなかった人達が

めちゃくちゃ恩恵を受けられるすごいヤツ!

って感じですね!

 

おすすめ機能だけでなく、

たとえば街中で流れていた音楽で「あ!これいいな!」と思ったら

「shazam」という音楽検索アプリで読み取って、

検索した曲をそのままサブスクで聴くことだってできちゃいます。

 

そうやって嵐に出会った人が、その後も嵐を聴いてもらえるように

どの曲にどんな魅力があって、どんなふうにいいのか、

そういう情報をSNSに載せておくことが、

凄く大事な応援になるのではないかと、未来予知をしています…w

 

 

あまり「言葉」で音楽に出会わない時代になっていますし

 時短で情報を得る、流し聴き最強の時代かもしれませんが、

どちらの良いところも取り入れて、

人様に「おすすめ」する楽しさを、これから先の時代の新しい「オタ活」にしていくのはいかがでしょうか!

という提案でした!

 

もしまだ見ぬ嵐に出会ったら?

周りの嵐ファンにおすすめを聞いてみてください。

いっぱいおすすめを知っています。

私たちファンは、自分たちの「好き」という気持ちが

(最終的には)嵐の利益になるということをよく理解して

たくさん嵐を語る、その経験を積んでいくべきだと思います。

 

音楽でコミュニケーションをとる、そういうコミュニティを作る文化が

嵐ファンから始まったらめちゃくちゃいい話じゃあないですか!