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後編:著作権について第3の視点で考えるジャニオタ

前回の記事はこちら

前編:著作権について第3の視点で考えるジャニオタ - ARASHIの月面ライブ

概要

・われわれジャニオタがやるべきことは、合法でコンテンツを引用・二次利用できるよう、コンテンツを増やすことや二次利用ガイドライン作成を求めること(前編より)

・あらゆるコミュニティに応援活動の情報が届くように、ジョイントとして働きかける

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応援垢をとりまくファンの人々

20年秋ごろからたくさんのアプローチで続けてきた「応援活動の広報」。

 

前回の記事最後で述べた「応援活動が広まらない」その理由を早速ですがまとめてみました。2022年度版。

 

まずは、こちらの画像をご覧ください。

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この図は参与観察に基づきブログ主が作成した、嵐ファンの現状相関図です。

深夜に作ったからガタガタな画像が・・・(笑)

 

ざっくり分けると上半分が著作権・肖像権侵害行為をしているファンのコミュニティ

下半分がそのような行為をしていないファンのコミュニティです。

 

推しへの愛ゆえに侵害行為をしている人たち(右上)が大多数。この中には幅広い年齢層・推し活スタイルのファンが属しています。

 

中には誹謗中傷のために侵害行為に及ぶファン(左上)も一部存在しています。

応援垢の多くがターゲットにすべきなのはピンクの枠の人々ですが、前回の記事より「応援垢アンチ」も視野に入れねばなりません。

 

下半分は推しへの愛ゆえに侵害行為をしない。下の2グループは共通点をもつものの、緑色の著作権と肖像権について考える垢(右下)は、応援垢にしばしば批判的です。「チャートハック的行為が音楽を死なせる」「ビルボ対策のような曲名の羅列を応援とは認めない」。

 

応援垢のグループに関与している誹謗中傷のために侵害行為に及ぶファン著作権と肖像権について考える垢は応援垢の存在を知ってはいるものの決して関わらない。

 

大多数のファン層(右上)は肖像権・著作権を侵害しています。そういう人をフォローできない応援垢が、相互フォローによって関わることはできません。

また、大多数のファン層は基本的に嵐の顔・嵐のコンサート・嵐のバラエティ・自担かっこいい&かわいい・オタクどうしで話すことがメインの活動であるため、

応援垢のように、嵐の音楽というトピックがメインの小規模なコミュニティ(ツイート単独なら支持者もいる可能性?)、しかも嵐の画像や動画は公式コンテンツ以外貼らないアカウントに、関わりたいとはきっと思わない。

過去のVSの映像や雑誌のスキャン画像が流れてくるタイムラインで過ごす人間が、嵐の曲について熱く語るアカウントに近づいて何の得なのでしょうか。

 

こちらも前述の通り大多数のファンに直接関わらない。いや、関われない。

関わるには、応援垢ではない垢(ex.本垢)で応援垢の活動をRTすることで繋ぐ、といったことが必要になります。

 

著作権と肖像権について考える垢もまた小規模ですので、推しへの愛ゆえに侵害行為をしている人たちに対抗できるほどの勢力をもてないし、関われない。

上半分のファンから「警察」呼ばわりされる始末。

→対抗できない理由は前編記事をどうぞ。

 

すると、上半分のファン層と下半分のファン層ってほとんど関わりがなく、情報の伝達が行きにくいのです。

 

唯一交流するタイミングがあるとすると、嵐公式アカウントが動いた時です(つまり、ない)。

 

応援垢の発信内容に興味がない上に、コンテンツの性質上関わることが難しいのです。

 

 

基本的に大多数ファン層が応援垢めがけて何か言ってくることはないので、こちらが大多数に向けて伝達する必要があります。

 

これまでブログ主が仕掛けてきたこと

【応援関連のハッシュタグのトレンド入りを利用した広報】

実はツイートにはアナリティクスといって、クリック数やプロフィール訪問数が記録されています。みんなでRTすると、応援垢ではない人と繋がるゲート「トレンド」にハッシュタグが載ります。

そこからツイートを見に来た人がそのままプロフィールを訪問した時に、応援に関する情報を得られる仕組みです。

・#ARASHIonMTV

・ヘッダーに応援情報を記載する

・プロフィールに嵐応援情報のリンクを記載しておく

【ファン層の生息地を意識したアプローチ】

若い子はリールなしには生きていけない

・インスタのリール など

 

そうはいっても自身の最高スコアはインプレッション65000、リンククリック数6000の嵐ジニア関連。多いのか少ないのかということでいうと全然嵐ジニア知られてないじゃないですか。

 

つまり、この広報にも限界があると思うんです。

 

「いや!応援外にも広まっているよ!」

と思うかもしれませんが

ブログ主が持っている他の嵐垢に、応援垢が流れてきたことはないです。

 

自分よりさらに年下の人と関わる機会があってわかったことは(これは参与観察の一環です)

「映(ば)えない」ことに興味なんかないってことがわかりました。

興味ないってことはストリーミングに関する情報のツイートもタップしないしプロフィールも見ないってことです。

 

個人的には若年層ファン※年齢が近い人、さらに若いSNS達者の諸君

にぜひ活動に興味をもってもらいたいと願うこの頃です。

 

「何が風を送るだ!」といわれ、「ビルボ対策なんて応援じゃない」といわれ、そもそも多数には興味すらもってもらえない。

その上、そもそも著作権・肖像権侵害をしているか否かで互いに大きな壁を作ってしまっていた。

 

それなら、情報発信の根本から見直すべきなんじゃないのか?そういう結論にたどり着きました。

 

 

考えた末にたどり着いた結論は

ジョイントを作ることです。

 

 

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情報伝達の「ジョイント」


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ジョイントというのは、関わりのないファン層同士が関わる要因を意図して作り出す存在のことです。

 

従来のように、

・トレンド入りから広報する

インフルエンサーの方、人気ブロガーの方に協力していただく

・とにかく分かりやすい説明画像を作る

・逆に嵐関連のトレンドワードに引っ掛ける(これやったことありますけど、おすすめしない)

 

ということは続けていく。

 

ただ、このやり方は言ったらでっかい釣り針を用意しているようなもの。

 

そもそも多くのファンにリーチさせるには、今のポジションから発信するのでは影響力が弱いのでは?

 

よく考えたら、YouTube見るなんて、SNSで侵害行為をしてようがいまいが関係ないことですしね。SNSのアカウントを持ってなくてもYouTube再生ってできますしね

なんでもっとこのことに早く気づかなかったのか、私。

 

応援垢(厳戒態勢の垢)ではない何かから情報発信することや、最初から別のコミュニティに属して(潜入とも言う)内部から広報する、そういう一連の役割が「ジョイント」です。

 

超簡単にいうと「よその庭への乗り込み」です。

 

向こうからこちらに来てもらえるようにする。そして権利の侵害行為をやめてもらう。

これが従来のスタイルでした。

 

でも今度は違います。

応援垢のことなんか知らんぷりをして、応援垢のやっていることを大多数コミュニティ(肖像権を侵害してる人達)に紛れて売り込むんです。紛れて

 

そうすれば、興味無さすぎてタイムラインに流れてきたことすらないストリーミング情報も、大多数コミュニティの目により止まりやすくなるのでは?

 

応援垢=法令遵守ならば...

"ストリーミングを頑張っている、応援垢ではない人"を作ってみる。

 

棲み分け、垣根を超えることをまずは目指してみる、ということです。

 

 

 

 

あとは、批判を真摯に受け止めて対策を取り続ける。

 

😡「何が風を送るだよ」

😊「ストリーミングすれば嵐の利益になんだよ!〇〇は0.5円、△△は0.7円でな!」

 

😡「ツイートしてる暇があるなら映画見に行け」

😊「ツイート数は音楽チャートや分析の専門会社が統計データとってるから超重要なんだよ!」

 

😡「曲名の羅列気持ち悪い!」

😊「聴いた曲をフルネームでシェアしよう」

 

😡「たくさん再生する意味がわかりません」

😊「チャートやシェアからたくさんの人に聴いてもらうきっかけを作ることができるんだよ!」

😡「別に頑張らなくていい」

😊「たくさんの人に音楽が広まることは、間違いなく彼らへの応援になるよ」

 

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大多数ファンに受信されやすいコンテンツ作り

 

ジョイントになるには、単に役回りを変えるだけではなく、コンテンツにも工夫をしなければなりません。

 

【注意】今回の記事には嵐の画像があります【注意】

 

「IN THE SUMMER YouTube動画2000万回突破」を例に挙げます。

 

 

たとえば応援垢が配布している画像が

──応援垢発信画像の例(作・ブログ主)

f:id:ikuyosmiley:20220519143731p:image

こんな感じのデザインだったとして。なにこれ

まあ多分2いいねくらいしかもらえないでしょう。

 

理由は簡単です。

・Canvaをもってしてもクオリティが低いから

・嵐の顔がどこにもないから(=大多数の需要にあってない)

・発信者が応援垢だから(大多数の需要にあってない)

・肖像権を侵害しませんよ〜感が見え見えで、発信者に関わったら注意を受けそうで嫌だから

などです。

 

 

では、侵害行為の賜物ならどうでしょう。

──大多数に寄せた画像の例(作・ブログ主)

〜大変よくないのでぷらいべったーでパスワードをかけています〜

privatter.net

 

でも多分1いいねもないでしょう。

・応援垢は侵害行為をしてはいけないから

・わからないけど何の話か分からないから

 

 

ジョイントたる人物は、こうした行為をしてでも大多数の中に紛れて、

f:id:ikuyosmiley:20220520225816j:image

この青枠の中から脱する必要があります。

 

 

とはいえ、侵害行為はできかねるので…

 

 

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ちなみに、このアイデアの難点

 

難点はズバリ、ジョイントになることが難しいということです。

ジョイントということは、著作権&肖像権侵害行為を徹底排除することをやめ、逆に大多数のコミュニティに紛れていることが前提。

大多数のコミュニティはこの2019年からの長い(?)歴史で分かった通り応援垢の活動に興味はない。

そこにあらゆる手を使ってうまく紛れてなくてはなりません。

見てもらうために大多数にウケるコンテンツを作りつつ、本当に広めたいコンテンツを流す。

 

本垢があり、そこのコミュニティに属している人は、あとはRT(リツイート)して拡散していくだけで済みますが、1からコミュニティ構築というのは現実的に考えて無理です。

 

 

 

また、

大多数のコミュニティのユーザーの活動

【例】

・嵐の本人アイコン、またはヘッダー

・毎月1日にタレントの画像を加工した画像を貼る

・お友達作りに嵐のコラージュ画像を投稿する

・嵐の良さを語るのに嵐の画像を貼る

TikTokやインスタに嵐の画像や動画や転載がある

などをジョイントは自分はしなくても容認していることになるので、

それらを容認しない応援垢からの支持を受けにくい

 

 

発信する人と、その人を支持する人の関係は重要です。

 

応援垢が嵐の画像を使わずに発信

→応援垢内には広まるが、興味をもたないファン層に広めるには「トレンド入り」か「よほど内容やデザインなどが優れているか」だと思う。

 

応援垢が嵐の画像を使って発信

→できません。

 

応援垢ではない人が嵐の画像を使って発信

→発信内容「IN THE SUMMERのYouTube再生回数が2000万回を突破した」ことに興味がなくても、嵐の画像だから「いいね」はするかもしれない。

 

応援垢ではない人が嵐の画像を使わずに発信

→それをやってるのが著作権と肖像権について考える垢

 

※①と④の確実な違いはチャートを意識した活動をするか否か

 

 

①と④は支持者が少ない。

②はRTされない。

③は内容に興味をもたれない分、いかに拡散するかというところが重要。

 

 

わからない、明日には公式からアナウンスがあってマジョリティとマイノリティが入れ替わるかもしれない。

それはわかりませんが、嵐の画像を使っていてデジタルの応援にも造詣が深い人、つまりジョイントなしには限界を突破できないのでは?と考えているので、どうしたらいいのかとあれこれ考えているところです。

 

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程よく間をとって、イラストが描けるようになる...イラストか...(遠い目)。

あとは本当に多くの人にささるコピーを作る...(遠い目)。

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まとめ

第3の視点とは...

 

その1:合法で嵐のコンテンツを引用・二次利用できるよう、コンテンツを増やしてもらうことや二次利用ガイドライン作成を強く求める

 

その2:あらゆるコミュニティに応援活動の情報が届くように、コミュニティの需要を満たしたジョイントとして働きかける

 

第3の視点といいながら2つある紛らわしさ...。

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最後に

一、本記事はどこかの団体や界隈の総意ではなく、ブログ主個人の考えです。

 

一、ブログ主は権利侵害を推奨しているわけではありません。

 

一、権利侵害を止める活動を強く批判しているわけでもありません。

 

一、事務所の考え方を察するに、肖像権よりも著作物の無断転載と違法アップロードに対しての注意が多いです。グッズの写真に関しての問い合わせの回答を見た私は「そんなに神経質にならなくていい」と考えています。

 

 

 

著作権侵害・肖像権侵害のガイドラインに関して事務所からの返信を読みたい方はご自分で問い合わせて回答を見たのち、判断してください。ここに回答の詳細を記載することは禁じられているのでしません。

ちなみに私の判断は「タレントの不利益になることや名誉毀損になることはしない」です。なぜなら、一億総SNS活用時代に全ての人がいわゆる権利侵害をやめたら、オタクの文化が死に・嵐のコンテンツが後世に残らない・彼らは音楽的に本当にいいものを持っているのに、後続グループに押されていくことは目に見えているからです。